2017年8月15日(Tue)
407 Views
【おもちゃに見えちゃう⁉︎】身近にある赤ちゃんが好む物まとめ!
知識 / 2017年8月15日(Tue) / saniku-style
この記事は約 7 分で読めます。
赤ちゃんは身近なものをおもちゃにすることにかけては紛れもなく天才です。
色々試してみると面白かったりしますよね。
ただし、赤ちゃんを一人きりで遊ばせてしまうのは危険を伴ってきます。
これはお馴染みの問題なので、どちらかというと初めてのお子さんに恵まれたお母さん・音尾さん向けになりますが、何かの参考にしていただけることがあればと思います
それではどうぞ!
この記事の目次
【注意点】赤ちゃんは身近にあるものが大好き!なので常に注意を怠らない必要があります
赤ちゃんが食べ物はそのほか小さなおもちゃなどを飲み込んでしまい、窒息するという事故は実は頻繁に起きており、珍しいことではありません。
窒息事故で見られる食品以外のものには、スーパーボールやぬいぐるみの部品、ペットボトルのラベル、ゴム風船などによるものがよく聞かれます。
特にビニール製品やゴム製で弾力性のあるものを飲み込んでしまうと、起動や食堂を詰まらせてしまうリスクがとても高くなります。
全く思いもしないようなものが誤飲や窒息の原因となるものですから、赤ちゃんの身の回りの環境には常に目を配り注意を払っておく必要があります。
赤ちゃんがなんでも舐める理由は免疫力をつけるための大切な本能だった
赤ちゃんが身近なものを舐めたがるのは、母親から見ると不可解なことかもしれませんが、実は近くにあるものを舐めることで自分の免疫力を高めようとしているのです。
なので赤ちゃんにとってこれは重要な作業なのです。
お母さんの体内の無菌環境で育ってきた赤ちゃんは、誕生した瞬間から突然細菌類がウヨウヨしている環境の中に身を投じることになります。
母親の免疫効果が持続するのは約半年と言われているので、それ以降は自分自身の免疫力が重要になっています。
そのため短い期間で免疫力をつけないと赤ちゃんは困るので、色々なものを口にしようとします。
たとえリモコンやスリッパなどを舐めたとしても、それで即座に病気にかかったりお腹を壊したりといったことにはなりません。
ただし、タバコの吸殻など、口にすると危険なものもありますので、それらについては赤ちゃんの手の届かないところに置くなどの工夫が必要です。
赤ちゃんの行為の理由がわかっていても、明らかに不潔なものはちょっと…となりますよね。それから冬場ですとノロウイルスに要注意です。
画像引用元:http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20150821/ItMama_97914.html
赤ちゃんが好きな身近にあるもの
①スマホやリモコン
この動画の赤ちゃんは、なぜかテレビのリモコンに異様なほどのリアクションと食い付きを見せていますね(笑)。
リモコンを見せた瞬間だけ、何かのスイッチが入ったかのように目を見開いて口を大きく開け、半端ではない速度で手足をバタバタさせ始めます。
何回繰り返しても、その反応に変化はありません。
驚いているのでしょうか?それとも喜んでいるのでしょうか?
よくわからない反応ですが、とにかく大興奮しているのは間違いありません。
②ペットボトル
赤ちゃんは大抵ペットボトルが全力で大好きです。
出先でおもちゃがない場合も、ペットボトルを渡しておくと振って喜んでみたり、キャップ部分をなめつつおとなしくなったりします。
なのでそのままでも十分なのですが、せっかくなら一工夫して、空のボトルにビーズやお米を入れてガラガラを作ってみたり、色水を入れてカラフルな見た目にしてみたりなど、おもちゃを作ってあげるとさらに喜んでくれます。
ペットボトルは意外といろんなことができるので、他には穴を開けてシャワーを作って見ると、お家でプールするときやお風呂の時に重宝します。
③鏡
生後2ヶ月くらいから赤ちゃんは物を目で追う力がつき始めて、鏡で遊ぶことができるようになります。
「ひょっとしてナルシストなのかな⁉︎」と思ってしまうくらい、赤ちゃんは鏡で自分の姿を見ることに夢中になったりします。
好奇心が旺盛だからでしょうか、鏡を近づけてあげると不思議そうに手を伸ばしてみたりするんです。
④スリッパ
スリッパが大好きでしょうがない赤ちゃんは珍しくありません。
スキを見せたら最後、生後8ヶ月くらいの赤ちゃんは巧みなズリバイでスリッパめがけて一直線だったり。
スリッパへの執着が半端なものでなかったりするんですね。
なぜそんなにスリッパが好きなのかは謎ですが、スリッパブームが過ぎ去ることを願って、一時期スリッパを履くのをやめるお母さんさえいるようです。
⑤ヒモ※首への巻きつきに注意が必要です
赤ちゃんが電気コードなどのヒモ状のものを好むのは、母親の胎内でへその緒で遊んでいたことの名残だと言われています。
お母さんのパーカーの紐を延々と齧り続けている赤ちゃんを時々見かけたりしますね。
⑥チラシ※赤ちゃんが誤って飲み込んでしまう事のないように注意が必要
紙をビリビリと破くのは大人も赤ちゃんも気持ちのいいものです。
なのでいらない雑誌などを赤ちゃんに思いっきり破らせてあげても問題はありません。
もし赤ちゃんが紙を口に入れていたら「ダメ!」とは言わずに「ちょうだい」と声をかけてあげてください。
何故なら「口に入れちゃダメ!」といって取り上げると、遊びがそこで中断してしまうからです。
お母さんが「ちょうだい」といってあげることで、まだまだ言葉は話せないなりに赤ちゃんは「はい」と紙を渡してくれてそのまま遊びは続くんです。
そろそろやめようと判断した時には、他のおもちゃに誘うなど赤ちゃんの気持ちをそらせるような形をとれるようになれば、お母さんも遊びの免許皆伝と言えるでしょう♪
⑦レジ袋※窒息や誤飲の恐れがあります
お母さんのお腹の中で様々な音を聞いて過ごしていた赤ちゃんは、意外な音に安心すると言われています。
「ガサガサ」という紙やビニールなどの摩擦による音は、赤ちゃんが特に好む音です。ほぼ確実に興味を持つことでしょう。
そのビニールですが、これを誤飲するのはとても危険なことなんですが、意外に思われる方も少なくありません。
数ヶ月誤飲に気がつかずに、ファイバースコープで調べた時に初めて判明したというケースもあります。
また、ビニール袋やプラステック片の厚みのあるものなどは、気道を塞ぎ窒息に至る危険性があります。
⑧電気コード※首への巻きつきや感電に要注意です
ほとんどの赤ちゃんにとって確実に危険なものなのが「電気コード」ですが、何故か例外なく赤ちゃんはこれが大好きです。とにかく舐めまくりになるんです。
そのため赤ちゃんが身近なものをおもちゃにして起きてしまうトラブルの中で、この電気コードに関するものは最多のものとなっています。
電気コードは感電してしまう可能性があり、非常に危険なので本当に要注意です。
⑨鍵※誤って飲み込んでしまわないよう要注意
「ジャラジャラ」と赤ちゃんにとって珍しい音がする鍵も赤ちゃんが大好きでしょうがないものの1つです。
キーホルダーにたくさんついていて、しきりに音がするのが楽しいのでしょう。
何故かおもちゃよりも大人が使っているものに強く興味を持つ傾向があったりしますね。
大事そうに持っているから特別なものに見えるのでしょうか。
不要となったキーホルダーや必要なくなった鍵があれば、それで専用のキーセットを作ってあげたら赤ちゃんは喜ぶかもしれませんね。
⑩ティッシュ※こちらも誤飲に要注意です
「テーブルの上のテッシュペーパーを全部引き抜かれた….汗」そんなことになっているご家庭は少なくありませんね。
なぜあんなに好きなのか?とにかくもう止められません。
そうした場合に有効なのが薄手のハンカチを数枚用意して、ティッシュペーパーの代わりに結んでつないで空き箱に入れておくことです。
これなら赤ちゃんは何回でも繰り返し引っ張り出して遊ぶことができるんです。