2017年5月24日(Wed)
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【いつどの順で?】赤ちゃんの予防接種の順序やワクチンやスケジュールを解説!
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赤ちゃんの予防接種は種類も回数も非常に多いので、スケジュール作りに頭を悩ませている人も少なくありません。
多少時期が遅れても、漏らさずに予防接種できれば特に問題はないそうです。
今回は、世間の親御さんたちは、子供の予防接種をどのように行っているのかをまとめました!
この記事の目次
まず確認するのは摂取間隔
生ワクチンの接種間隔は?
主なワクチンは、「BCG」、「ロタウイルス(1価・5価)」、「生ポリオ(OPV)」などです。
生ワクチン接種後から次にワクチン接種までは、27日間以上の間隔を開ける必要があります。
不活化ワクチンの接種間隔は?
主な不活化ワクチンには、「DPT-IPV」、「DT」、「DPT」、「不活化ポリオ(IPV)」、「B型肝炎」、「インフルエンザ菌b型」、「肺炎球菌(成人用23価・小児用7価)」などがあります。
不活化ワクチンは接種後6日以上の間隔をあけrば、他のワクチンを接種することが可能になります。
予防接種のスケジュールは様々
生後2ヶ月すぐのケース
・生後2ヶ月
可能であれば生後2ヶ月になった当日に4つのワクチンの同時接種を受けます。
4つのワクチンは「B型肝炎①」「ロタウイルス①」「ヒブ①」「小児用肺炎球菌①」です。
・生後3ヶ月
生後2ヶ月のタイミングの同時接種から4週間以後、前回の4つのワクチンに「4種混合ワクチン」を加えた5つを同時接種で受けます。
5つのワクチンは「B型肝炎②」「ロタウイルス②」「ヒブ②」「小児用肺炎球菌②」「四種混合」です。
・生後4ヶ月
前回の生後3ヶ月の同時接種の4週間後に、4つのワクチンを同時接種で受けます。
4つのワクチンは「ロタウイルス③」「ヒブ③」「小児用肺炎球菌③」「四種混合②」
・生後5ヶ月
まず先に四種混合ワクチンの接種を受けて、その1週間後にGCGを受けます。
接種するワクチンは「四種混合③」「BCG」です。
最大5種同時接種を推奨です。
大量の注射を確実に行うために同時接種は必須となります。
このような形で摂取していくと、必要なワクチンの接種を生後6ヶ月前に済ますことができます。
ちなみに、お母さんから免疫は、生後6ヶ月ほどでなくなるそうです。
なので、その時期までに予防接種が終わっているのが好ましく、やはり生後2ヶ月すぐから始められるご家庭はとても多いようです。
生後3ヶ月からのケース
すでに3ヶ月になるお子さんの場合の予防接種のスケジュールは以下のような形になります。
・生後3ヶ月
同時接種で「ヒブ①」「肺炎球菌①」「三種混合①」
・生後4ヶ月
同時接種で「ヒブ②」「肺炎球菌②」「三種混合②」
・生後4ヶ月のタイミングの3つのワクチンを接種した後は1〜2週間の間隔をあけて「BCG」の接種
・BCG接種の4週間後
同時接種で「ヒブ③」「肺炎球菌③」「三種混合③」
スケジュールが遅れてしまった場合は
母子手帳などに書かれている「予防接種を受ける時期」や種類はあくまで目安です。
この目安から2年も3年も遅れると言った大幅なズレがなければ大丈夫です。
2ヶ月程度目安より遅れたら免疫がつかなくなるということはあり得ません。
なので、たとえスケジュールが遅れてしまってもそれほど焦る必要はないのです。
また接種の間隔が乱れた場合にどのように対応すれば良いかについて、日本ワクチン産業協会は以下のように述べています。
「スケジュール通りに受けていない場合でも、原則として初めからやり直すことはせず、トータルとして規定の回数で行うように接種します」
これを読むと、少し気を楽にして取り組むことができそうですね。
乳幼児の任意接種ワクチンの種類について
ロタウイルスワクチン
ロタリックス:12,960円×2回(25,920円)
ロタテック:8640円×3回(25,920円)
摂取時期:生後2〜5ヶ月
おたふく6.480円
摂取時期:生後12ヶ月〜
B型肝炎6,480円
摂取時期:生後2ヶ月〜
(2016年以降、定期摂取になっています)
水痘60480円
摂取時期:生後12ヶ月〜
(2015年以降、定期接種になっています)
そもそも任意接種を行けることの是非は?
任意接種のワクチンは、摂取するかしないかの判断を、摂取される側(赤ちゃんの場合は保護者です)に託されています。
また、健康保険の適用外となっているため、基本的に摂取費用は自己負担です。
任意接種には「接種する派」と「接種しない派」の両方の意見があります。
それぞれを見ていきましょう。
任意接種する派の意見
・1歳から保育園に行くので予防接種を全部受けました
・子供の命が最優先なので。
・かかってしまうと子供がかわいそうなので予防接種しました。
ちなみに、製薬会社や医師は賛成派が多数を占めています。
任意接種一部接種派の意見
・ロタウイルスの摂取は行いました。でも輸血感染の可能性が低いのでB型肝炎だけは、避けました。
・水疱瘡(みずぼうそう)を受けましたが、毎回発熱したり腫れが出たりしています。うちの子供は体質的に副作用を受けやすいようです。
副作用に影響も判断を左右するところですね。
任意接種しない派の意見
・予防接種を受けさせたいけど、家計に余裕がないためうちは受けていません。
・集団生活をすぐするわけではないですし、高い金額ですので、我が家では打たないことにしました。